1999-05-18 第145回国会 参議院 法務委員会 第11号
さて最後に、第二のテーマに関連し、若干視点を変え、かつて勤務しておりました検察をめぐる最近の情勢を見てみますと、毒物等による無差別殺傷事犯、悪質な脱税や汚職事犯、重大な金融・経済関係事犯など、国民の法への信頼を揺るがしかねない犯罪が日々発生いたしております。しかも、その特徴としては悪質巧妙化、複雑多様化、国際化、広域化等の傾向がいよいよ顕著でございます。
さて最後に、第二のテーマに関連し、若干視点を変え、かつて勤務しておりました検察をめぐる最近の情勢を見てみますと、毒物等による無差別殺傷事犯、悪質な脱税や汚職事犯、重大な金融・経済関係事犯など、国民の法への信頼を揺るがしかねない犯罪が日々発生いたしております。しかも、その特徴としては悪質巧妙化、複雑多様化、国際化、広域化等の傾向がいよいよ顕著でございます。
最近の犯罪情勢を見ますと、殺人、強盗、誘拐等、国民生活の平穏を脅かす凶悪重大事犯が後を絶たない上、大手証券会社、銀行といわゆる総会屋との間の利益供与事犯、証券取引をめぐる不正事犯、中央省庁職員や公団理事らによる汚職事犯など、経済や行政の根幹にかかわる事犯が相次いで摘発されるに至っております。
最初に、所信にも述べられておりましたが、証券取引をめぐる不正事犯、中央省庁職員や公団理事らによる汚職事犯など、経済や行政の根幹にかかわる事犯が相次いで摘発されるに至っておる。
最近の犯罪情勢を見ますと、殺人、強盗、誘拐等国民生活の平穏を脅かす凶悪重大事犯が後を絶たない上、大手証券会社・銀行といわゆる総会屋との間の利益供与事犯、証券取引をめぐる不正事犯、中央省庁職員や公団理事らによる汚職事犯など、経済や行政の根幹にかかわる事犯が相次いで摘発されるに至っております。
いわゆる住専等の破綻金融機関をめぐる大規模な背任事件や債権回収を妨害する事犯、巧妙かつ多額に上る脱税事犯、証券取引をめぐる不正事犯、中央省庁幹部公務員による悪質な汚職事犯など、我が国の経済行政の根幹にもかかわり、国民がその真相解明を強く期待する事犯が相次いで摘発されるに至っております。
いわゆる住専等の破綻金融機関をめぐる大規模な背任事件や債権回収を妨害する事犯、巧妙かつ多額に上る脱税事犯、証券取引をめぐる不正事犯、中央省庁幹部公務員による悪質な汚職事犯など、我が国の経済、行政の根幹にもかかわり、国民がその真相解明を強く期待する事犯が相次いで摘発されるに至っております。
○国務大臣(松浦功君) 検察当局におきましては、従来から経済事犯あるいは汚職事犯に対して厳正に対処してまいったと私は理解をいたしておりますけれども、今後もさらに引き続いて、刑罰法規に触れると認められるような事案については、より一層法と証拠に基づいて徹底的にこれを追及するという態度を維持してまいりたいと、このように考えております。
最近における犯罪情勢を概観いたしますと、全般的にはおおむね平穏に推移していると認められるのでありますが、その内容を見ますと、身の代金目的の誘拐事件、幼児を対象とした殺傷事件、暴力団構成員による銃器を使用した殺傷事件等の凶悪事犯が多発するとともに、いわゆるリクルート事件等の公務員による汚職事犯、一般大衆を被害者とする経済取引を仮装した詐欺事犯等が後を絶たず、さらには、コンピューターによる情報処理システム
最近における犯罪情勢を概観いたしますと、全般的にはおおむね平穏に推移をいたしていると認められるのでありますが、その内容を見ますと、身の代金目的の誘拐事件、幼児を対象とした殺傷事件、暴力団構成員による銃器を使用した殺傷事件等の凶悪事犯が多発するとともに、いわゆるリクルート事件等の公務員による汚職事犯、一般大衆を被害者とする経済取引を仮装した詐欺事犯等が後を絶たず、さらには、コンピューターによる情報処理
最近における犯罪情勢は全般的にはおおむね平穏に推移していると認められるのでありますが、その内容を見ますと、幼児を対象とした誘拐殺人事件、暴力団構成員によるけん銃発砲事件等の凶悪事犯が多発するとともに、いわゆるリクルート事件等の公務員による汚職事犯、いわゆる悪徳商法詐欺事犯等が後を絶たず、コンピューターによる情報処理システムを悪用した事件、多額の株式売買益の脱税事件等最近の社会経済情勢を反映した事犯も
最近における犯罪情勢を概観いたしますと、全般的にはおおむね平穏に推移していると認められるのでありますが、その内容を見ますと、身の代金目的の誘拐事件、幼児を対象とした殺傷事件、暴力団構成員による銃器を使用した殺傷事件等の凶悪事犯が多発するとともに、いわゆるリクルート事件等の公務員による汚職事犯、一般大衆を被害者とする経済取引を仮装した詐欺事犯等が後を絶たず、さらには、コンピューターによる情報処理システム
最近における犯罪情勢を概観いたしますと、全般的にはおおむね平穏に推移していると認められるのでありますが、その内容を見ますと、身の代金目的の誘拐事件、保険金目的の殺人事件、暴力団構成員による銃器を使用した殺傷事件等の凶悪事犯が後を絶たず、地方公共団体の首長等による汚職事犯も依然として多発しており、さらにはコンピューターによる情報処理システムを悪用した事件、多数かつ広域にわたる一般庶民を対象とした詐欺事件
最近における犯罪情勢を概観いたしますと、全般的にはおおむね平穏に推移していると認められるのでありますが、その内容を見ますると、身の代金目的の誘拐事件、保険金目的の殺人事件、暴力団構成員による銃器を使用した殺傷事件等の凶悪事犯が後を絶たず、地方公共団体の首長等による汚職事犯も依然として多発しており、さらにはコンピューターによる情報処理システムを悪用した事件、多数かつ広域にわたる一般庶民を対象とした詐欺事件
まず、検察当局の刑事事件処理の状況について申しますと、最近の犯罪情勢は全般的におおむね通常の状態にありますし、受理件数もほぼ横ばい傾向にありますが、内容的には、凶悪重大事犯、暴力団の対立抗争事犯、地方公共団体職員らによる汚職事犯、あるいは韓国漁船による我が国専管水域及び領海内における違反漁業事件等が多発し、しかも九州は、覚せい剤の供給源となっている近隣諸国と地理的に近いため、福岡空港や博多港を経由する
そこで、今、鋭意捜査を続行されておられますけれども、この教育界に起こった重大な汚職事犯について、私は一つは不退転の決意で徹底的な捜査をやってもらいたい、このことを強く希望するのでありますが、検察当局のこの事件に対する取り組みの姿勢、そしてどういう状況で今拡大しつつあるか、けさのテレビ報道にも触れて、一応話せる範囲で捜査の状況をお話しいただきたいと思います。
昨日も申し上げましたように、ことし五十九の公共工事をめぐる汚職事件の検挙摘発をしているわけでございますが、これはことしになりまして検挙摘発された全汚職の約半数を占めるのが、公共工事をめぐる各種の汚職事犯でございます。
○前田(宏)政府委員 冒頭のお尋ねで大臣からもお答えしたところにも関連するわけでございますが、委員も御指摘のように、こういう汚職事犯を防止するためには刑罰の力だけではもちろんできないわけでございます。しかし、この刑罰の威力と申しますか力というものも反面無視できない点があろうかというふうに考えるわけでございます。
汚職事犯の発生を防止するためには、公務員が国民全体の奉仕者であるという意識に徹しまして、その職務の重要性を自覚すべきであると存じます。なお、職権を不当に利用することや安易な役得意識を除去することが先決ではなかろうかと存じておる次第でございます。
まず最初に法務大臣にお伺いをさせていただきますが、近年、航空機疑惑に関する一連の贈収賄事犯や今日ではKDD事件等々汚職事犯に発展することが予測される事件が多発していることはまことに残念であり憂慮にたえません。この種事犯が多発することは政治に対する国民の信頼を裏切り、民主政治の根幹を揺るがすおそれのあることは申すまでもありません。
最近の犯罪情勢を見ますと、おおむね平穏に推移していると認められるものの、公務員による汚職事犯が多発化する傾向にあり、近時、国あるいは地方公共団体の行政の最高責任者らによるこの種の事犯の発生を見ましたことは、まことに遺憾にたえないところでありますが、いわゆるロッキード事件につきましては、東京地方検察庁において、去る一月二十一日、同事件に関連してそれまでに判明した犯罪容疑のすべてについて処理を終わり、現在
ところが、公務員による汚職事犯に対する防止策、これはちょっと書いてないように思うのですが、現行法で十分に効果を上げ得るというお考えなのか、あるいはぼちぼちとこの面についても考えていかれるということなのか、それはいかがでございましょうか。
この所信表明の中に、「公務員による汚職事犯が多発化する傾向にあり、」このように指摘をされております。私も、確かに、特に去年一年間は、ロッキード事件という大型事件を中心といたしまして、各地方公共団体において汚職事犯というものが多数摘発をされたことについて驚いておる次第でございます。特に、去年一年あたりにこの摘発が多く表に出たというのは、何か特別の原因でもあったのでしょうか。
最近の犯罪情勢を見ますと、おおむね平穏に推移していると認められるものの、公務員による汚職事犯が多発化する傾向にあり、近時、国あるいは地方公共団体の行政の最高責任者らによるこの種事犯の発生を見ましたことは、まことに遺憾にたえないところでありますが、いわゆるロッキード事件につきましては、東京地方検察庁において、去る一月三十一日、同事件に関連してそれまでに判明した犯罪容疑のすべてについて処理を終わり、現在
最近の犯罪情勢を見ますと、統計面から見る限り平穏に推移しているものの、わが国の社会経済生活の諸情勢を反映して、犯罪の態様は一層複雑多様化、悪質化しているものと認められ、特に公害事犯、各種経済関係事犯等国民の生活に密接に関連する事犯の発生が注目される上、暴力団相互の抗争に伴う殺傷事犯の多発、公務員による汚職事犯の続発は、厳に留意を要するものと考えております。